我が家は、築15年の木造住宅です。もちろん(株)亀井組で建てました。(写真①)
(写真①)
そろそろ、いろいろ修理が必要になってきています。
今回は、外壁のシーリング(コーキング)です。
外壁は、防火サイディング張りです。防火サイディングとはセメント系の板で厚みは12mm~21mmで
最近のものは14mm以上になっています。
厚みのあるものは中空構造になっていて軽量化して建物の負担を少なくする工夫がされています。
止め付けは専用金具留めと専用釘留めがあります。大きさは3030mm×455mmが一般的です。
我が家はこのサイディングを横張りにしています。縦に継ぎ目ができますからこれをシーリングで埋めるように繋ぎます。
シーリングは非常によくくっつきます。そして施工時には粘度の高い液状ですが
時間の経過とともに硬化していきますが硬化後も弾力性があります。
しかし、5年目ぐらいから劣化が進み10年を超えるころには部分的に断裂が発生しはじめます。
我が家はあちこちに断裂が発生している状況です。
本来であればここらで外部全面改修工事をしなければならないのですが、
先立つものがないので(娘が卒業するまでは)最低限度の修理を自分で行います。
断裂が多くみられるのは北面(写真②)と東面(写真③)です。
写真②
写真③
シーリングのアップ(写真④)です。
(写真④)
断裂にはシーリング自体が劣化して断裂する凝集破壊(写真⑤)とシーリングと外壁の間が切れる接着破壊(写真⑥)があります。
(写真⑤)
(写真⑥)
見本のような状況です。本来であれば劣化部分を撤去して新しくシーリングを打ち替えなければいけないのですが外部全面改修までの応急処置ということで増し打ちという小手先の処置をしました(写真⑦、写真⑧)。
建物全体で切れているところを部分的に修理して半日かかりました。
(写真⑦)
(写真⑧)
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