注文住宅の亀井組がお届けする住まいのノウハウ。家庭内での事故・ヒートショックにご注意を!
- 2019/12/03(火) | 亀井組公式ブログ
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こんにちは、亀井組のハウスコンシェルジュ岡田です。
いよいよ寒い季節の到来ですね。
寒さが厳しくなればなるほど、ポカポカのお部屋やあったか~いお風呂がありがたい。
でも、お風呂や暖かいお部屋が、事故につながるリスクがあるってご存じですか?
正確には、お風呂やお部屋が原因ではなく、家の中の寒暖差によって起こる健康リスクです。
その名も「ヒートショック」。
冬になるとテレビやネットで話題になるので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
ヒートショックとは、急激な温度差によって体に起こる悪影響のこと。
寒暖差によって血圧が変動し、心筋梗塞や脳卒中を起こす危険性があります。
たとえばお風呂。
暖かいお部屋から、寒い脱衣所へ。この時血管が縮んで血圧が急激に上昇します。
衣服を脱いで、さらに寒い浴室へ。室温はだいたい10℃ぐらいです。
ここで血圧はさらに上昇します。
ところが、熱めのお風呂に入った途端、急激に血管が緩み、血圧が低下。
わずか10分ほどの間に、血圧は何度も乱高下してしまいます。
これでは、ご高齢の方、高血圧や心臓などに持病がある方はたまりません。
健康な若い人でも、飲酒後の入浴でヒートショックを起こした事例もあるので油断できません。
厚生労働省の調査では、ヒートショックが関連する入浴中に亡くなられた方はなんと年間1万9,000
人(※)。
これは交通事故死亡者の約5倍の数字といわれています。
※厚生労働省科学研究費補助金 入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究・平成25年度
思わぬ事故や急病につながるヒートショックの予防対策は、ズバリ、家の中の温度差を少なくすること。
つまり、家の断熱性と気密性を高めて、暖房で暖まった空気が外に逃げないような家にしてしまうのです。
断熱性能や気密性能にこだわることは、健康で快適な暮らしを維持する上でとても重要なことなのです。
ヒートショックを予防するうえで欠かせないのが断熱材。
亀井組では画期的な素材を活用しています。
次回は、それについて詳しくお伝えいたします。どうぞ、お楽しみに!
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